2015年4月18日土曜日

駅のホームと園庭

研修会に招かれ、浜松の先へ行ってきました。浜松から在来線を乗り継ぎます。
駅の名前は観光地そのもの。電車の窓から外を眺めながら行きました。
途中、弁天島の駅でびっくり。駅のホームが異様に広いのです。
明らかに広い。何度も確認しましたが、やっぱり広い。
聞けば潮干狩りとか、花火の時などはホームに人があふれるのだそうです。
1年にそう、何回もあることではないでしょうが、環境を整えておかないと
いざというときに対応できないのでしょう。なるほどねえ。

当園の園庭は広くありません。旧園舎のころはそこそこ広かったので
いわゆる運動会も園庭で行いました。私が園長になった時、隅にあった
ケヤキを真ん中に移植しました。その時に言われたのが
「運動会はどうするのか」ということ。年に一度の行事のために私の思いを
あきらめるのは嫌だったのでケヤキを真ん中にしてコースをとるという
強硬手段のもとに行ってきました。そのうちに雨の確率が高くなり、
小学校の体育館をお借りすることが当たり前になり、いつの間にか
そうするものになりました。同時に園舎の建て替え。そして今に至ります。
決して広くはないので普段も乳児と幼児が時間を譲り合って外遊びをしています。
本当は見渡すほど広い園庭があってもいいと思うけれど、今の環境を
これはこれで納得しています。(私はね)

年に何回もない大きな行事を優先するか、日常を優先するか、
議論の分かれるところかもしれませんね。

駅のホームを見ながらそんなことを思い出しました。

2 件のコメント:

  1. 小学校の校庭の様に広い園庭では、保育士さん達の目が行き届かなくなるので、今の園庭がベストなんじゃないかと思います。
    けやきは小鳥がとまり、雨の滴を落とし、冬には葉を落とし、夏の日陰になります。
    昔の場所は知りませんが、みんなが見上げるにはとてもいい場所かなと思います。

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    1. 共感してくださってありがとうございます。職員室から時々外を眺めては子どもたちの様子を観察しています。どんなことが起きているのか、ほぼ予想がつくほど、ちょうどいい距離感です。子どもたちは私が窓から様子をうかがっているとは思っていないでしょうね。

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