2014年4月26日土曜日

職員会議でAED講習をおこないました!

もしも目の前で人が倒れたら…。

その人の命を救うために最善を尽くせるでしょうか?




4月25日の職員会議の中でAED講習をおこないました。
一般的な講習では大人が倒れたことを想定しますが、
たかくさ保育園ではもちろん子どもの想定で行います。
具体的に大人の場合と子どもの場合の違いを
いくつか挙げます。


■胸骨圧迫心臓マッサージ法は片手で行う

子どもの心臓は大人に比べて小さいため
正確にマッサージしなければなりません。
そのため片手の手根部という狭い部分で
胸骨を圧迫します。
(乳児の場合はさらに狭く、指2本)







■AEDを「小児モード」で使う

AEDには小児キーが付属しており、
これをAED本体に挿すことで「小児モード」に
変わります。
音声や表示のナビゲーションの内容が
子ども対象に変わります。
(パッド貼り付け位置も胸と背中、
身体の前と後ろから心臓をはさむ位置になる)
また、電気ショックの出力も弱くなります。



詳しい方法を知りたい方は
心肺蘇生や救命救急に関するウェブサイトなど
ご参考にしてください。



今日の朝日新聞の夕刊の記事ですが、
2012年の調査で
「心停止で倒れた場合にAEDが使われたのは3.7%だった。」
とありました。
「電気ショックが必要かどうかわからない…」
と、AEDを使うか判断に迷うことも
AEDが使われない理由のひとつだそうです。
実は、AEDは電気ショックが必要かどうかを自動で判断してくれます。
また、その測定結果なども本体に記録されるため、
その後の処置や治療ための判断の材料になるそうです。
つまり、
「迷ったら使う」
それでいいそうです。


救われる命が一つでも多くなればと思います。










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