2015年3月24日火曜日

保育エピソード記録 


12/22 ばなな(異年齢)グループ

エピソード

室内に戻る為、使ったものを元に戻すよう声をかけていた。砂場へ行くと乗り物のおもちゃが一列にきれいに並べられていたのを見て、「きれいに並べてあるね。これ誰が使ってるの?」と子どもたちに聞くと「H君が並べてたんだよ」とOくんが教えてくれた。そのHくんはその場に見当たらになぁ…と思っていると「よしっ」と腕をまくりながら、今からまた遊びを始めるぞ!というように戻ってきたのだった。
「ねえ、Hくん、これきれいに並べたね」
「うん、そーだよ!」
「Hくん、今から劇をやるからお部屋に行くからさ、きれいにしていこうか」
と会話をするとそのまま部屋に戻ろうとしたのだった。
まずい!!と思い「ねえ、私は船を持っていくけどHくんは?」と声をかけると
「うーんとねぇ、バスとブルドーザー!」と言い、にこやかに元に戻してくれたのだった。

考察

大人の声かけにより大きく姿が合わるHくんである。やるべき事は本人がきちんとやってほしいので、その思いを伝えていきながらもきちんと思いが届く声掛けを…と考えながら対応を心掛けている。「いや」という言葉が聞かれることなく、やりとりがスムーズにいくのはやはり気持ちがいいものである。おたがいに心地よさを感じられる会話のやりとりを目指していきたい。

園長より

うまく誘いに乗ってくれたこと。
子どもの心理を理解しているからこその声掛けだと思った。






0 件のコメント:

コメントを投稿